2008年05月25日
かむろば村へ①、②
かむろば村へ ①、②
いがらしみきお
小学館 本体819円+税
あの、「ぼのぼの」の、というか、絶妙な筆致とシュールなギャグの大家、
いがらしみきおの最新連載。
これがビックコミックに連載されてるとは知らなかった~。
(現在も連載中。)
銀行勤めから「金」恐怖症になって、山の中の村に移住してきた
ダメ~な感じの勘違い男を主人公にして、
農村という名の小宇宙で繰り広げられるスラップスティック。
ロハスとかスローライフとか言うのとはぜんぜん違う地平で、
都会を出て農村で暮らすとか、お金を使わず暮らすとか、
そういうことにどういう意味と手触りがあるのか。
そもそも、人が生きる、暮らすことにどういう意味があるのか。
ありえないようなシュールな村なのに、
どこかの地方にほんとうにありそうな、
すごく「場」としての力を持つ「かむろば村」でもって、
そうしたことをいろいろ深ーく感じさせる作品です。
非常に面白いです。
ああ、早く続きが読みたい。
いがらしみきお
小学館 本体819円+税
あの、「ぼのぼの」の、というか、絶妙な筆致とシュールなギャグの大家、
いがらしみきおの最新連載。
これがビックコミックに連載されてるとは知らなかった~。
(現在も連載中。)
銀行勤めから「金」恐怖症になって、山の中の村に移住してきた
ダメ~な感じの勘違い男を主人公にして、
農村という名の小宇宙で繰り広げられるスラップスティック。
ロハスとかスローライフとか言うのとはぜんぜん違う地平で、
都会を出て農村で暮らすとか、お金を使わず暮らすとか、
そういうことにどういう意味と手触りがあるのか。
そもそも、人が生きる、暮らすことにどういう意味があるのか。
ありえないようなシュールな村なのに、
どこかの地方にほんとうにありそうな、
すごく「場」としての力を持つ「かむろば村」でもって、
そうしたことをいろいろ深ーく感じさせる作品です。
非常に面白いです。
ああ、早く続きが読みたい。
2008年05月25日
生きる意味を教えてください
●生きる意味を教えてください――命をめぐる対話
田口ランディ
バジリコ株式会社 本体1600円+税
2008年3月14日初版第一刷発行
「ドラマで泣いて人生充実するのか、おまえ。」と同時期に
アマゾンで購入した同じ出版社の本。
対談集はどうしても途中で飽きて読みとおせないものも多いんだけど、
これは、非常に中身が濃く、いろんな角度から、
「生と死」について語られていて、面白かった。
発見がたくさんある本で、何度か読み返したくなる本だった。
対談に登場する人たちは以下のとおり
藤原新也、内田樹、西垣通、鷲田清一、竹内整一、
玄田有史、森達也、宮台真司、板橋興宗
田口ランディ
バジリコ株式会社 本体1600円+税
2008年3月14日初版第一刷発行
「ドラマで泣いて人生充実するのか、おまえ。」と同時期に
アマゾンで購入した同じ出版社の本。
対談集はどうしても途中で飽きて読みとおせないものも多いんだけど、
これは、非常に中身が濃く、いろんな角度から、
「生と死」について語られていて、面白かった。
発見がたくさんある本で、何度か読み返したくなる本だった。
対談に登場する人たちは以下のとおり
藤原新也、内田樹、西垣通、鷲田清一、竹内整一、
玄田有史、森達也、宮台真司、板橋興宗
2008年05月13日
ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。
●ドラマで泣いて、人生充実するのか、おまえ。
(深呼吸する言葉)著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ
2008年3月23日 初版第一刷発行 1200円+税
新書版型のメッセージ集。
「ロックする思索者」きつかわゆきお(橘川幸夫)さんの本。
短く、鋭い、あるいは深い言葉が並んでます。
ほんとうに心に届く言葉(共鳴する言葉)は、
水に投げた石のように、自分の気持ちにさざ波を作る、
ということが実感できる本。
たとえば、
「壊れるものは作ったからだ。
生まれるものは壊れない。」
あるいは
「ロックとは、
表現欲求よりコミュニケーション欲求が、
勝っていること。」
など。
自分の状態によって響いてくる言葉が変わってくるのも面白い。
というわけで、このところの私の座右の書です。
深呼吸する言葉ネットワーク
きつかわさんのページ
そして、
私も深呼吸する言葉、始めてみました。
深呼吸する言葉・ながみねようこ
(深呼吸する言葉)著・きつかわゆきお/出版社・バジリコ
2008年3月23日 初版第一刷発行 1200円+税
新書版型のメッセージ集。
「ロックする思索者」きつかわゆきお(橘川幸夫)さんの本。
短く、鋭い、あるいは深い言葉が並んでます。
ほんとうに心に届く言葉(共鳴する言葉)は、
水に投げた石のように、自分の気持ちにさざ波を作る、
ということが実感できる本。
たとえば、
「壊れるものは作ったからだ。
生まれるものは壊れない。」
あるいは
「ロックとは、
表現欲求よりコミュニケーション欲求が、
勝っていること。」
など。
自分の状態によって響いてくる言葉が変わってくるのも面白い。
というわけで、このところの私の座右の書です。
深呼吸する言葉ネットワーク
きつかわさんのページ
そして、
私も深呼吸する言葉、始めてみました。
深呼吸する言葉・ながみねようこ
2008年04月14日
すっかりごぶさたです…
読書記録を…と思って書き出したブログですが、
なんだか忙しくなってくると、ぜんぜん更新する余力がなくなってました。
記録なので書名とか値段とかちゃんといろいろ書こうとすると、
なかなか書けなくなるんだよなー。
手元にあるもので、最近読んだもん、以下のとおり(順不同)。
○「ハチワンダイバー」1~6 柴田ヨクサル
…「このマンガがすごい2008」で、1位だったやつ。
去年の1位の」「デトロイトメタル~」にぜんぜんハマれなかったので、
どうかなあ、と思いつつ、やっと読んでみたら、これがまあ、面白かった。
羽海野チカもオビで絶賛してほんとに、ネーム(セリフ)のパワーがすごい。
ついつい一気読みしました。
○「7SEEDS」11 田村由美
゛…人類滅亡後のSFサバイバル群像劇の11巻目。
またもう、すごいことになってました。
マークの最期に思わず落涙。
マンガで久々に号泣。
物語がどう展開するのか、ある意味「LOST」より気になるかも。
○「スカイウォーカー」いくえみ綾
…ヤンサンに載ってた奥田民生とコラボ!の作品集。
けっこうよかった。
が、やっぱ今いくえみ綾は「潔く柔く」が傑作。
○「3月のライオン」1 羽海野チカ
…「ハチクロ」以降待望の新作。
ヤングアニマルでちょこちょこ読んでたときは
どうなんだろうか…と思ってたんだけど、
まとめて読むと、やっぱり、さすがだなあと思わせる描写力。
これも「ハチワン」と同じく、将棋のマンガなんだよなあ。
ええと、時間切れにつき本日はここまで。
(マンガばっかだなあ。)
感想にも解説にもイマイチなってないですが、
覚書ってことで、御免。
なんだか忙しくなってくると、ぜんぜん更新する余力がなくなってました。
記録なので書名とか値段とかちゃんといろいろ書こうとすると、
なかなか書けなくなるんだよなー。
手元にあるもので、最近読んだもん、以下のとおり(順不同)。
○「ハチワンダイバー」1~6 柴田ヨクサル
…「このマンガがすごい2008」で、1位だったやつ。
去年の1位の」「デトロイトメタル~」にぜんぜんハマれなかったので、
どうかなあ、と思いつつ、やっと読んでみたら、これがまあ、面白かった。
羽海野チカもオビで絶賛してほんとに、ネーム(セリフ)のパワーがすごい。
ついつい一気読みしました。
○「7SEEDS」11 田村由美
゛…人類滅亡後のSFサバイバル群像劇の11巻目。
またもう、すごいことになってました。
マークの最期に思わず落涙。
マンガで久々に号泣。
物語がどう展開するのか、ある意味「LOST」より気になるかも。
○「スカイウォーカー」いくえみ綾
…ヤンサンに載ってた奥田民生とコラボ!の作品集。
けっこうよかった。
が、やっぱ今いくえみ綾は「潔く柔く」が傑作。
○「3月のライオン」1 羽海野チカ
…「ハチクロ」以降待望の新作。
ヤングアニマルでちょこちょこ読んでたときは
どうなんだろうか…と思ってたんだけど、
まとめて読むと、やっぱり、さすがだなあと思わせる描写力。
これも「ハチワン」と同じく、将棋のマンガなんだよなあ。
ええと、時間切れにつき本日はここまで。
(マンガばっかだなあ。)
感想にも解説にもイマイチなってないですが、
覚書ってことで、御免。
タグ :マンガ
2008年03月03日
ワンちゃん
●ワンちゃん
楊逸(ヤンイー) 文藝春秋 本体1143円
(2008年1月10日 第一刷発行)
これも芥川賞候補になった作品。
審査員講評で話題になっていて、
気になっていたので、単行本で買ってみた。
中国人が書いた日本語の文学。
なので、視点のズレ、意識のズレがナマっぽくて面白い。
でも、小説としてちゃんと読ませる面白味もある。
なんだか今まで読んだことない感覚の小説でした。
しかしまあ、中国の人たちって大変なことになってるなあ……。
芥川賞候補作以外の書き下ろし「老処女」っていうのも
身もフタもなくて面白かったです。
楊逸(ヤンイー) 文藝春秋 本体1143円
(2008年1月10日 第一刷発行)
これも芥川賞候補になった作品。
審査員講評で話題になっていて、
気になっていたので、単行本で買ってみた。
中国人が書いた日本語の文学。
なので、視点のズレ、意識のズレがナマっぽくて面白い。
でも、小説としてちゃんと読ませる面白味もある。
なんだか今まで読んだことない感覚の小説でした。
しかしまあ、中国の人たちって大変なことになってるなあ……。
芥川賞候補作以外の書き下ろし「老処女」っていうのも
身もフタもなくて面白かったです。
2008年03月03日
乳と卵(月刊文藝春秋)
●乳と卵
川上未映子
(でしたっけ? 手元に本がないので表記違ってたらスミマセン)
で、ここんとこ読んだもんを他にもまとめて。
これは、そろそろ単行本にもなったらしいけど、
単行本ではなくて、
文藝春秋の「芥川賞全文掲載、審査員講評つき」
という号を買って読みました。
(興味の持てそうな芥川賞のときだけしか買わない分厚い文藝春秋)
面白かった。
私としてはけっこう好きな小説。
前半はちょっとだるいなあ、と思ってたんだけど、
ラストはそれを補ってあまりある面白さ。
文体が独特だということは各所で言われているけど、
たしかに、なんというか、ジャズのようなうねりとリズムのある文体。
なので、乗れるまでが退屈、というのはあるんだろうな。
とても質感とか匂い、温度がある文章。
これからの作品も楽しみ。
それにしても、審査員講評のところで
石原慎太郎がものすごくムキになって
「おれはこんな作品認めない、ぜんぜんダメだ」
というようなことを言ってて、「へー」と思いました。
もはや、この人に好かれないほうが
小説としては面白いんじゃないかなあ、
と思います。
まあ、そういう人が審査員なのもどうなのか?と思うけど。
川上未映子
(でしたっけ? 手元に本がないので表記違ってたらスミマセン)
で、ここんとこ読んだもんを他にもまとめて。
これは、そろそろ単行本にもなったらしいけど、
単行本ではなくて、
文藝春秋の「芥川賞全文掲載、審査員講評つき」
という号を買って読みました。
(興味の持てそうな芥川賞のときだけしか買わない分厚い文藝春秋)
面白かった。
私としてはけっこう好きな小説。
前半はちょっとだるいなあ、と思ってたんだけど、
ラストはそれを補ってあまりある面白さ。
文体が独特だということは各所で言われているけど、
たしかに、なんというか、ジャズのようなうねりとリズムのある文体。
なので、乗れるまでが退屈、というのはあるんだろうな。
とても質感とか匂い、温度がある文章。
これからの作品も楽しみ。
それにしても、審査員講評のところで
石原慎太郎がものすごくムキになって
「おれはこんな作品認めない、ぜんぜんダメだ」
というようなことを言ってて、「へー」と思いました。
もはや、この人に好かれないほうが
小説としては面白いんじゃないかなあ、
と思います。
まあ、そういう人が審査員なのもどうなのか?と思うけど。
2008年03月03日
光の指で触れよ
●光の指で触れよ
池澤夏樹 中央公論社 本体2200円
(2008年1月25日 初版発行)
で、こちらが新刊。
前作同様500ページ以上に亙る長編なんだけど、
これも、するするーっと、あっという間に読めてしまった。
子どもにもめぐまれ、深く理解しあい、
絆を作っていた(ように見えた)
前作の主人公夫婦が、
夫に恋人ができたことで離れ離れになって……
というところから始まるのが今回の話。
帯にも「現代に生きる困難」というフレーズが書かれてるけど、
前作以上に、そういうことに深く向き合い、
丁寧に書かれている、という印象の話。
夫婦と家族の間の緊張感が話の中の軸になっているので、
「で、どうなるの? どうするの?」と興味を引かれているうちに
いろいろな問題やテーマも含めて一気に読ませる。
いい小説でした。
みんなが(自分も含め)こういうふうに生きたらいい、
と思える終わり方だったのもよかったっす。
池澤夏樹 中央公論社 本体2200円
(2008年1月25日 初版発行)
で、こちらが新刊。
前作同様500ページ以上に亙る長編なんだけど、
これも、するするーっと、あっという間に読めてしまった。
子どもにもめぐまれ、深く理解しあい、
絆を作っていた(ように見えた)
前作の主人公夫婦が、
夫に恋人ができたことで離れ離れになって……
というところから始まるのが今回の話。
帯にも「現代に生きる困難」というフレーズが書かれてるけど、
前作以上に、そういうことに深く向き合い、
丁寧に書かれている、という印象の話。
夫婦と家族の間の緊張感が話の中の軸になっているので、
「で、どうなるの? どうするの?」と興味を引かれているうちに
いろいろな問題やテーマも含めて一気に読ませる。
いい小説でした。
みんなが(自分も含め)こういうふうに生きたらいい、
と思える終わり方だったのもよかったっす。
タグ :池澤夏樹
2008年03月03日
すばらしい新世界
●すばらしい新世界
池澤夏樹 中央公論新社
(2000年9月10日初版発行)
8年前に刊行された池澤夏樹の長編小説。
読売新聞に1999年に連載されたもの。
この続編の小説が新刊で発表されたのだけど、
(「光の指で触れよ」という小説)
その前置きになるこちらのほうを読んでなかったので、
まず読んでみた。
面白かったですよ。
人と人の関係性、
電力をはじめとする現代の文化と人のつきあいかた、
考え方、
宗教のこと、
そういう大きなことが非常に示唆にとんだ言葉で書かれつつ、
登場人物のキャラクター設定が絶妙なので、
するするーっと読めてしまいました。
冒険小説的な側面もあるし、
家族小説でもある。
小説の中の考えに、私はとても共感しました。
池澤夏樹 中央公論新社
(2000年9月10日初版発行)
8年前に刊行された池澤夏樹の長編小説。
読売新聞に1999年に連載されたもの。
この続編の小説が新刊で発表されたのだけど、
(「光の指で触れよ」という小説)
その前置きになるこちらのほうを読んでなかったので、
まず読んでみた。
面白かったですよ。
人と人の関係性、
電力をはじめとする現代の文化と人のつきあいかた、
考え方、
宗教のこと、
そういう大きなことが非常に示唆にとんだ言葉で書かれつつ、
登場人物のキャラクター設定が絶妙なので、
するするーっと読めてしまいました。
冒険小説的な側面もあるし、
家族小説でもある。
小説の中の考えに、私はとても共感しました。
2008年02月14日
犬身
●犬身(kensin)
松浦理英子 朝日新聞社 本体2000円
(2007年10月30日発行)
すいぶん更新ごぶさたでした。
いやもうなにしろ引越しのごたごた&締め切りで……。
で、その合間を縫って読んだ長編がこれ。
けっこう一気に読んでしまいました。
ものすごーく後味のよくないものを、
痛快に描いた、力のある小説。
「人が犬になる」というありえない話を、
ありえるようにぐいぐい読ませる。
あと、登場人物(主人公が飼われる(!)女性の兄)の
ものすごい嫌なヤツぶりに、
「なんでここまで厭なのか……」といろいろ考えさせられる、
という部分でも、秀逸な仕組みがありました。
松浦理英子 朝日新聞社 本体2000円
(2007年10月30日発行)
すいぶん更新ごぶさたでした。
いやもうなにしろ引越しのごたごた&締め切りで……。
で、その合間を縫って読んだ長編がこれ。
けっこう一気に読んでしまいました。
ものすごーく後味のよくないものを、
痛快に描いた、力のある小説。
「人が犬になる」というありえない話を、
ありえるようにぐいぐい読ませる。
あと、登場人物(主人公が飼われる(!)女性の兄)の
ものすごい嫌なヤツぶりに、
「なんでここまで厭なのか……」といろいろ考えさせられる、
という部分でも、秀逸な仕組みがありました。
タグ :松浦理英子
2008年01月23日
図書室の海
■図書室の海
恩田陸 新潮文庫 本体476円
短編集。
ちょこちょこと寝る前に読んでいて、先日読了。
恩田陸は長編の方が面白いなあ。
(て、他の短編をあんまり読んでないのだが)
この短編も、十分楽しめるクオリティではあるけど、
作品ごとに変わる作風とか、
少女小説っぽいようなセリフとか、
独特なケレン味の部分が、
短編サイズだとハマリきれないというか、
「喰い足りん……」と思えたりして。
この短編集は長編のアナザーストーリーが載ってるので、
(「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」の)
その作品が好きな人には楽しめます。
それにしても「図書室の海」というのは、
想像が膨らむ、すごくいい響きの言葉だなあ、
と読了してから、あらためて思ったんでした。
恩田陸 新潮文庫 本体476円
短編集。
ちょこちょこと寝る前に読んでいて、先日読了。
恩田陸は長編の方が面白いなあ。
(て、他の短編をあんまり読んでないのだが)
この短編も、十分楽しめるクオリティではあるけど、
作品ごとに変わる作風とか、
少女小説っぽいようなセリフとか、
独特なケレン味の部分が、
短編サイズだとハマリきれないというか、
「喰い足りん……」と思えたりして。
この短編集は長編のアナザーストーリーが載ってるので、
(「夜のピクニック」と「六番目の小夜子」の)
その作品が好きな人には楽しめます。
それにしても「図書室の海」というのは、
想像が膨らむ、すごくいい響きの言葉だなあ、
と読了してから、あらためて思ったんでした。
タグ :恩田陸
2008年01月21日
モーニング NO.7
□ モーニング NO.7
講談社 毎週木曜発売 定価300円
とりあえず週イチ買い続けているマンガ誌。
沖縄では土曜にコンビニに並ぶ。
このところの連載では
サッカー漫画「GIANT KILLING」(作/綱本将也 漫画/ツジトモ)が
ダントツにおもしろい。
伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」も連載中。
マンガ誌の連載小説って、読み飛ばしがちだけど、
これは吸引力を保ち続けてる印象(私が伊坂ファンだから?)。
毎回、続きが気になる。
講談社 毎週木曜発売 定価300円
とりあえず週イチ買い続けているマンガ誌。
沖縄では土曜にコンビニに並ぶ。
このところの連載では
サッカー漫画「GIANT KILLING」(作/綱本将也 漫画/ツジトモ)が
ダントツにおもしろい。
伊坂幸太郎の小説「モダンタイムス」も連載中。
マンガ誌の連載小説って、読み飛ばしがちだけど、
これは吸引力を保ち続けてる印象(私が伊坂ファンだから?)。
毎回、続きが気になる。
2008年01月21日
イブニング NO.03
□イブニング NO.03(2008 01/11)
講談社 定価300円
月2回発行のマンガ誌。「モーニング」の兄弟誌。
毎月第2・第4火曜日発売、ということになっているのだけど、
沖縄は雑誌の発売が2~3日遅れるため、
買いそびれることも多い。
基本的には、月イチぐらいのペースで載っている
日本橋ヨヲコのバレーボール漫画「少女ファイト」が
読みたくて買ってるのだけど、今回は載ってない。
しかし、他の連載もだいたい全て目を通しているので、
作品の質が安定しているマンガ誌、という印象。
介護の現状に踏み込みつつ、きちんと理想や希望を提言する
・「ヘルプマン」(くさか里樹)
「体温が見える」という特殊技能を持つ動物園飼育係の話
・「ZOOKEEPER」(青木幸子)
70年代の学生運動をドキュメントのような淡々とした筆致で描く
山本直樹の新境地
・「レッド」(山本直樹)
あたりが、気になる(気に入っている)連載。
講談社 定価300円
月2回発行のマンガ誌。「モーニング」の兄弟誌。
毎月第2・第4火曜日発売、ということになっているのだけど、
沖縄は雑誌の発売が2~3日遅れるため、
買いそびれることも多い。
基本的には、月イチぐらいのペースで載っている
日本橋ヨヲコのバレーボール漫画「少女ファイト」が
読みたくて買ってるのだけど、今回は載ってない。
しかし、他の連載もだいたい全て目を通しているので、
作品の質が安定しているマンガ誌、という印象。
介護の現状に踏み込みつつ、きちんと理想や希望を提言する
・「ヘルプマン」(くさか里樹)
「体温が見える」という特殊技能を持つ動物園飼育係の話
・「ZOOKEEPER」(青木幸子)
70年代の学生運動をドキュメントのような淡々とした筆致で描く
山本直樹の新境地
・「レッド」(山本直樹)
あたりが、気になる(気に入っている)連載。
2008年01月19日
姑獲鳥の夏
■文庫版 姑獲鳥(うぶめ)の夏
京極夏彦 講談社文庫
はー、というわけで、1月上旬分のまとめ書きは
とりあえずここまで。6冊。
なんか忘れている気もするけど……。
まあ、思い出したらまた書きましょう。
正月休みと東京移動などがあったので、
京極夏彦の厚手の文庫をまとめ読みしやすい状況ではありました。
で、「姑獲鳥の夏」読みましたよ。
これが京極夏彦デビュー作なんですね。(94年刊行)
噂にたがわず面白い。
ミステリであり、ホラーでありつつ、教養小説というか、
目からウロコをばこばこと落とされる快作。
そりゃファンも多いはずだ。
これからシリーズ読み進むの楽しみです。
京極夏彦 講談社文庫
はー、というわけで、1月上旬分のまとめ書きは
とりあえずここまで。6冊。
なんか忘れている気もするけど……。
まあ、思い出したらまた書きましょう。
正月休みと東京移動などがあったので、
京極夏彦の厚手の文庫をまとめ読みしやすい状況ではありました。
で、「姑獲鳥の夏」読みましたよ。
これが京極夏彦デビュー作なんですね。(94年刊行)
噂にたがわず面白い。
ミステリであり、ホラーでありつつ、教養小説というか、
目からウロコをばこばこと落とされる快作。
そりゃファンも多いはずだ。
これからシリーズ読み進むの楽しみです。
タグ :京極夏彦
2008年01月19日
サウダージ
■サウダージ
垣根涼介 文春文庫 本体619円
(単行本2004年8月刊 文庫2007年8月刊)
1月上旬読んだものシリーズ続き。
垣根涼介の“アキ”シリーズの3冊目。
これも面白かったですよ。
「今どき」ならではのピカレスク(悪役)ロマン。
格差、貧困、閉塞感、とか絶望的な状況に正面から向かいつつ、
単に露悪的でない、生命力や躍動感があるんですね。
性愛描写(なのか? 本作での「もうひとりの主人公」と
コロンビア人娼婦のドタバタ恋愛活劇でもあるんだけど)が濃厚なので
上京してたタイミングで、電車の中で読んでたらちょっとドキドキしました(笑)。
ちなみに、その、もう一人の悪役主人公「耕一」の顔は、
私の頭の中で、亀梨和也、ということになってます。
(いい年してミーハー。)
垣根涼介 文春文庫 本体619円
(単行本2004年8月刊 文庫2007年8月刊)
1月上旬読んだものシリーズ続き。
垣根涼介の“アキ”シリーズの3冊目。
これも面白かったですよ。
「今どき」ならではのピカレスク(悪役)ロマン。
格差、貧困、閉塞感、とか絶望的な状況に正面から向かいつつ、
単に露悪的でない、生命力や躍動感があるんですね。
性愛描写(なのか? 本作での「もうひとりの主人公」と
コロンビア人娼婦のドタバタ恋愛活劇でもあるんだけど)が濃厚なので
上京してたタイミングで、電車の中で読んでたらちょっとドキドキしました(笑)。
ちなみに、その、もう一人の悪役主人公「耕一」の顔は、
私の頭の中で、亀梨和也、ということになってます。
(いい年してミーハー。)
タグ :垣根
2008年01月18日
ゴールデンスランバー
●ゴールデンスランバー
伊坂幸太郎 新潮社 本体1600円
(2007年11月30日発行)
今年の新刊初読みは伊坂幸太郎の新作。
この人の作品にはほとんどハズレがないけど、
そのなかでもこれは「大当たり」のひとつ。
伏線の緻密さ、
こちらの読みの一枚上を行って「やられたー」と思わせる展開、
作品全体に流れる世界観、人間観、
どこを取っても私は楽しめました。
おすすめ。
ちなみに帯によると「伊坂的娯楽小説突抜頂点」
(て、どういう日本語だ?)
ストーリーは
「首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、巨大な陰謀から逃げ切ることができるのか?」
そのまんまの内容です。
伊坂幸太郎 新潮社 本体1600円
(2007年11月30日発行)
今年の新刊初読みは伊坂幸太郎の新作。
この人の作品にはほとんどハズレがないけど、
そのなかでもこれは「大当たり」のひとつ。
伏線の緻密さ、
こちらの読みの一枚上を行って「やられたー」と思わせる展開、
作品全体に流れる世界観、人間観、
どこを取っても私は楽しめました。
おすすめ。
ちなみに帯によると「伊坂的娯楽小説突抜頂点」
(て、どういう日本語だ?)
ストーリーは
「首相暗殺の濡れ衣を着せられた男は、巨大な陰謀から逃げ切ることができるのか?」
そのまんまの内容です。
タグ :伊坂幸太郎
2008年01月18日
午前三時のルースター
■午前三時のルースター
垣根涼介 文春文庫 本体590円
だいたい読み出すと同じ作家の本を探して、続けて読む、
というのは、読書が割合好きな人ならありがちなパターン、ですよね。
というわけで、垣根涼介。
これはデビュー作にして、2000年のサントリーミステリー大賞受賞作。
だいたいデビュー作にその作家の傾向、テーマは如実に出るというけど、確かに。
「父と子」「男としての矜持」みたいなものがしっかり描かれつつ、
エンタテイメントとしての骨格がしっかりしていて、
あっという間に読めてしまった。
垣根涼介 文春文庫 本体590円
だいたい読み出すと同じ作家の本を探して、続けて読む、
というのは、読書が割合好きな人ならありがちなパターン、ですよね。
というわけで、垣根涼介。
これはデビュー作にして、2000年のサントリーミステリー大賞受賞作。
だいたいデビュー作にその作家の傾向、テーマは如実に出るというけど、確かに。
「父と子」「男としての矜持」みたいなものがしっかり描かれつつ、
エンタテイメントとしての骨格がしっかりしていて、
あっという間に読めてしまった。
2008年01月18日
ギャングスター・レッスン
■ギャングスター・レッスン
垣根涼介 徳間文庫 本体648円
しかし、簡単なメモといいつつ、
読んだ本についてなにがしか書こうとすると、
つい長くなるもんですね。
1月前半ぶんをまとめて書いているので、
慣れるまではこんな感じになるのかな……。
これは、去年、連れ合いが出張か何かの際に
空港でたまたま買った「ヒートアイランド」という小説が
面白かったので、作者プロフィールの中にあった
その「続編」をタイトルを探して、購入。
(なかなか見つからなくて本屋何軒かまわった。)
いわゆるピカレスク・アクションもの。
泥棒を生業にする男たちの話なんだけど、
人物造形が魅力的なのと、話にスピード感があり、
暴力描写があっても読後感がなぜか爽やかな印象。
というか、出てくる男の人(男の子)がカッコいいんだな、なんか。
この作家は私と同じ1966年生まれだったりする。
垣根涼介 徳間文庫 本体648円
しかし、簡単なメモといいつつ、
読んだ本についてなにがしか書こうとすると、
つい長くなるもんですね。
1月前半ぶんをまとめて書いているので、
慣れるまではこんな感じになるのかな……。
これは、去年、連れ合いが出張か何かの際に
空港でたまたま買った「ヒートアイランド」という小説が
面白かったので、作者プロフィールの中にあった
その「続編」をタイトルを探して、購入。
(なかなか見つからなくて本屋何軒かまわった。)
いわゆるピカレスク・アクションもの。
泥棒を生業にする男たちの話なんだけど、
人物造形が魅力的なのと、話にスピード感があり、
暴力描写があっても読後感がなぜか爽やかな印象。
というか、出てくる男の人(男の子)がカッコいいんだな、なんか。
この作家は私と同じ1966年生まれだったりする。
2008年01月18日
魍魎の匣
■文庫版 魍魎の匣
京極夏彦 講談社文庫 定価本体1038円
確か年末年始かけて今年まず読了したのが、これ。
正月早々でこんなにめでたくない内容の小説を読んでいるのもどうのなのか?
と我ながら思ったわけですが。
しかし、やはり面白かったです。
京極夏彦は気になりつつもなかなか手を出していなかった作家で、
京極堂シリーズ本編を読む前に、
その別シリーズの「百器徒然袋」のほうから
最近になってようやく読み出したという次第。
まあ、しかし、まだまだこれからこのシリーズで
読んでないものがたくさんあるというのは
楽しみなことのひとつであります。
映画もそろそろ公開中のようで、
賛否両論あるようですが、
この、ものすごくビジュアル的な内容の話をどう映画にしているのか、
興味あるところではあります。
京極夏彦 講談社文庫 定価本体1038円
確か年末年始かけて今年まず読了したのが、これ。
正月早々でこんなにめでたくない内容の小説を読んでいるのもどうのなのか?
と我ながら思ったわけですが。
しかし、やはり面白かったです。
京極夏彦は気になりつつもなかなか手を出していなかった作家で、
京極堂シリーズ本編を読む前に、
その別シリーズの「百器徒然袋」のほうから
最近になってようやく読み出したという次第。
まあ、しかし、まだまだこれからこのシリーズで
読んでないものがたくさんあるというのは
楽しみなことのひとつであります。
映画もそろそろ公開中のようで、
賛否両論あるようですが、
この、ものすごくビジュアル的な内容の話をどう映画にしているのか、
興味あるところではあります。
2008年01月18日
というわけで記録はじめ。
読み終わった書籍、文庫、マンガ、場合によっては雑誌、について
ごく簡単なメモを残していきます。
読了日ごとに、カテゴリー分けを考えつつやろうかと思ってますが、
そのへんは試行錯誤しながら、ということになるでしょう。
●新刊
■文庫
○マンガ(コミックス)
□マンガ(雑誌)
☆雑誌(文芸・一般)、その他
という感じかな。
ごく簡単なメモを残していきます。
読了日ごとに、カテゴリー分けを考えつつやろうかと思ってますが、
そのへんは試行錯誤しながら、ということになるでしょう。
●新刊
■文庫
○マンガ(コミックス)
□マンガ(雑誌)
☆雑誌(文芸・一般)、その他
という感じかな。




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