2009年05月02日
マンガアンケート70年代
先日、60年代ぶんのみ掲載していた、ダヴィンチのマンガアンケート。
70年代の作品とコメント。
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●1970年~1979年に刊行されたコミックスの中で、今の読者にオススメしたいマンガ、また、大きな影響を与えたと考えるマンガを5作(順位は不要)挙げてください。その理由も。
作品名 はみだしっ子 著者名 三原順
理由 文学性の高い70年代少女マンガの傑作の中でも、独特の立ち位置を持つマンガ。それぞれ親に捨てられた過去を持つ4人の少年たちの深い絆と葛藤が、繊細かつ骨太に綴られる。愛すべきキャラクターそれぞれも描き方も絶妙。個人的に、人生観を変えられたマンガ。
作品名 バナナブレッドのプディング 著者名 大島弓子
理由 大島作品、「綿の国星」とどちらを取るかで悩んだあげくに、こちらに軍配。少女ならでは、いや、人間ならではの切ないどうどうめぐりを切り取る手腕の鮮やかさ。ラストの奇跡的な美しさにも脱帽。
作品名 デザイナー 著者名 一条ゆかり
理由 一条ゆかりの初期代表作にして、原点、とも言うべき作品。絵のゴージャスさ、設定の深さ、女性と仕事と恋愛(プラス親子関係)、という、少女マンガから現代に発展したレディースコミックのエッセンスのあらゆる意味で原点。
作品名 ガラスの仮面 著者名 美内すずえ
理由 自分自身、立ち読みで、あまりにも棒立ちで真剣に読み過ぎて足がしびれて動けなくなった……というマンガの中のエピソードとかぶるような経験をするほど、熱中して読んだマンガ。「北島マヤになる!」と思った少女は一体何十万人いたことだろう……。未だに連載継続中というのもすごい。
作品名 おれは鉄平 著者名 ちばてつや
理由 70年代少年マンガの中でも、鉄平の野生児キャラは際立っていた。マンガでしかありえないようなのに、とてもリアルで魅力的。個人的には、小学生のころ読んでいた当時「あしたのジョー」と同じ人が描いたとは思えない……と感じたのも印象的。
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70年代は「ポーの一族」萩尾望都や、「ベルサイユのばら」池田理代子、それから、田淵由美子、陸奥A子、太刀掛秀子らの往年の「りぼん」おとめちっくマンガなどなど、入れたいものが他にもいろいろあって悩んだんだが、「今の読者にオススメしたい」「影響をあたえた」という観点とバランスから、上記5作に。
個人的記憶としても、作品の質としても、70年代って、少女マンガ黄金時代という気がするなあ。
70年代の作品とコメント。
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●1970年~1979年に刊行されたコミックスの中で、今の読者にオススメしたいマンガ、また、大きな影響を与えたと考えるマンガを5作(順位は不要)挙げてください。その理由も。
作品名 はみだしっ子 著者名 三原順
理由 文学性の高い70年代少女マンガの傑作の中でも、独特の立ち位置を持つマンガ。それぞれ親に捨てられた過去を持つ4人の少年たちの深い絆と葛藤が、繊細かつ骨太に綴られる。愛すべきキャラクターそれぞれも描き方も絶妙。個人的に、人生観を変えられたマンガ。
作品名 バナナブレッドのプディング 著者名 大島弓子
理由 大島作品、「綿の国星」とどちらを取るかで悩んだあげくに、こちらに軍配。少女ならでは、いや、人間ならではの切ないどうどうめぐりを切り取る手腕の鮮やかさ。ラストの奇跡的な美しさにも脱帽。
作品名 デザイナー 著者名 一条ゆかり
理由 一条ゆかりの初期代表作にして、原点、とも言うべき作品。絵のゴージャスさ、設定の深さ、女性と仕事と恋愛(プラス親子関係)、という、少女マンガから現代に発展したレディースコミックのエッセンスのあらゆる意味で原点。
作品名 ガラスの仮面 著者名 美内すずえ
理由 自分自身、立ち読みで、あまりにも棒立ちで真剣に読み過ぎて足がしびれて動けなくなった……というマンガの中のエピソードとかぶるような経験をするほど、熱中して読んだマンガ。「北島マヤになる!」と思った少女は一体何十万人いたことだろう……。未だに連載継続中というのもすごい。
作品名 おれは鉄平 著者名 ちばてつや
理由 70年代少年マンガの中でも、鉄平の野生児キャラは際立っていた。マンガでしかありえないようなのに、とてもリアルで魅力的。個人的には、小学生のころ読んでいた当時「あしたのジョー」と同じ人が描いたとは思えない……と感じたのも印象的。
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70年代は「ポーの一族」萩尾望都や、「ベルサイユのばら」池田理代子、それから、田淵由美子、陸奥A子、太刀掛秀子らの往年の「りぼん」おとめちっくマンガなどなど、入れたいものが他にもいろいろあって悩んだんだが、「今の読者にオススメしたい」「影響をあたえた」という観点とバランスから、上記5作に。
個人的記憶としても、作品の質としても、70年代って、少女マンガ黄金時代という気がするなあ。
Posted by ながみねようこ at 20:14│Comments(0)
│マンガ